MOON LIGHT LADY

 暗闇の空に輝く星・・・・・・・流れる星・・・・・・星座・・・・・・・天体の神秘・・・・・

 幾億年の年月を・・・・光り輝いてきた星・・・・・ふりそそぐ光り・・・・

 神話の時代より語り継がれてきた星座・・・・一つ一つに物語が・・・・

 

 

 星が取り囲むように守っている月・・・・・・

 星とは違う輝き・・・・美しい輝き、またある時は妖しい輝き・・・そうまるで女性のように・・・・

 月はその輝きから女性に例えられてきた、人々を魅了し癒してきた美しさ・・・

 女神のように・・・・・

 月の女神・・・・・・・

 そう・・・・

 私のように・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、そう思わない?」

 葛城家リビング、ミサトは空を見上げていた。

「思いませんよ、そんな姿じゃ説得力なんてないですよ」

「そう〜?自分の事を現代の月の女神って思っているんだけどなあ〜」

「・・・・・・」

 シンジは言葉を失った、ミサトの姿はラフなタンクトップに短パン髪はボサボサ、ビ〜ルを片手におつまみを食べながら空を見上げていたのだ。

「それに私の声って昔アニメであった何とかム〜ンにそっくりなのよねえ〜、それを考えると私は絶対に月の女神なのよ」

「はあ・・・・・」

 握りこぶしを作って力説するミサト、シンジは生返事しかできないくらい呆れている。

「この美貌、美しい身体!これはもう女神ね」

 窓に映った自分を見てウットリし色々とポーズを作っていく。

(・・・・僕って本当にここに住んで良かったのだろうか・・・・・・)

 シンジは上司兼保護者兼同居人の姿を見ながら自問自答していたのであった。

「よっし!写真を撮っておこ〜〜と、シンちゃんカメラ〜〜〜」

「ミサトさん、酔ってません?」

「酔っていないわよん、さあ月をバックに撮ってちょうだい」

「はいはい」

 ため息をつきながらシャッターを押すシンジであった。

「もう一枚!」

「・・・・・・・・」


 ・・・・ミサトさん(--;)酔っていたんでしょうね(笑)

 言っているミサトさんは良いですが、聞かされているシンジ君は迷惑でしたね。大きな子供を養って大変だあ。

 本気でミサトさんと住む事を考えたシンジ君でした(笑)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS:EVANGELION MOON LIGHT LADY